2018年2月18日日曜日

特別展仁和寺と御室派のみほとけ①

本日(17日)仏像クラブで東博開催の「特別展仁和寺と御室派のみほとけ」
に行ってきた。春のような暖かい午前中開館とほぼ同時に入場したので、少し入口で待たされた。この展覧会は先月から開催されているが、大阪の秘仏葛井寺の千手観音が今週水曜日から出開帳とのことで、この時期の鑑賞会となった。展示の前半は空海や天皇の書などが多かったが、これまた水曜日から公開の仁和寺平安時代の秘仏薬師如来が像高10センチの小さな仏ながら七仏薬師や日光・月光菩薩・十二神将まで間近にみることができた。後半はカメラを取り出して観音堂の展示に向かった。普段非公開の江戸時代の再興像が東京で鑑賞できカメラスポットになっており写真撮り放題だ。私も興奮を抑えつつ観音菩薩や二十八部衆の写真を撮った。その後は御室派のみほとけのコーナーで北は仙台から南は福岡まで多くの御室派のみほとけが並んでいた。金沢文庫でおなじみの龍華寺の菩薩像も出展されており、U案内人ははじめて見たらしくえらく感動した様子だった。最後は秘仏のコーナーで大阪葛井寺の千手観音や道明寺の十一面観音が展示されておりまさに仏像の目白押しといった感じだ。帰りの上野のそばやでいつもの天丼とそばの定食を食べながら熱く語る仏像クラブの面々だった。

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