2018年5月12日土曜日

特別展名作誕生①

先週のGWの後半、上野の東博に「特別展名作誕生 つながる日本美術」を
鑑賞に出かけた。昨年の「運慶展」や正月の「仁和寺展」のように仏像が多く出展されるのではないので興味がなかったが、サイトで詳細を知り多くの珍しい仏像が出展されるまたとない機会であることを知り急遽でかけた。サイトによると最初のコーナーは「祈りをつなぐ」で鑑真ゆかりの木彫や美麗な普賢菩薩など仏教美術の白眉を展示しており名作誕生と個々のつながりを追っていく展示となっている。平成18年に「特別展仏像 一木にこめられた祈り」が開催され多くの素晴らしい仏像が上野に集まったようだが、私は鑑賞できなかった。あとから芸術新潮でその詳細を知り残念に思っていたが、今回はその縮小リメイク版になっており、そこで出展されていた仏像や新たに見いだされた仏像も展示されていた。白壇で製作された仏像とそれに似せて作ったカヤの一木造りのつながり、鑑真が中国の工人に造らせた仏像とそれにつながる平安前期の名作仏像が分かりやすく展示されてよかった。宗達や若冲などの名作も一緒にみられ少々つめこみすぎた感はいなめないが、見ごたえのある展覧会となっていた。東博ではこの時期開催の「平成30年新指定国宝・重文展」も開催されており、壇蜜の音声ガイドをじっくり聞きたかったが素晴らしいと評判の図録を購入して平成館をあとにし、本館に向かった。

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